アメリカでは、日本に比べて学習障害児、注意欠陥障害児、高機能自閉症児のための
特別支援教育制度がかなり発達しています。
しかし、アメリカに在住する日本人の親にとっては、複雑でわかりにくい制度でもあります。
もし、自分の子供に学習障害やその他の障害の疑いがある場合、
大抵の場合、学校側が親に 連絡をして、いくつかのアセスメントをします。
その場合、学校側が、障害やアメリカの特別支援制度についての説明をしてくれますが、
英語が母国語でない 親にとっては、とても難しいように思います。
それに加え、文化の違いがあるので、親と学校側の間で、誤解が起こることもあります。
親や学校側が、通訳、翻訳者を探すこともできますが、ここで大切なのは、
アメリカの特別支援教育について、多少の知識を持っている通訳、翻訳者を探すことです。
もし、特別支援教育に知識がある通訳、翻訳者がいない場合は、
せめてアメリカの(普通)教育制度に詳しい通訳、翻訳者を探してみてください。
教育の分野でもたくさんの専門用語が存在するので、それらを適切かつ正確に訳せる人が必要です。
障害を持った子供、その親にとって、自分たちにどんな権利があるのか、
どんなサービスが利用できるのか、しっかり認識して、子供たちの可能性を最大限に伸ばしていきましょう。
そのために、このブログが少しでも役に立てれば光栄です。
3/25/09
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